日本のファクタリング

1970年代中盤ごろから、銀行系のファクターの設立が活発になったそうです。全国的な企業情報ないし信用情報源を持っていない地方銀行がファクタリング会社を設立することは無理なのではないかという見方もあったそうです。そんな中、大阪銀行は大阪ファクターを設立したそうです。このファクターは取引量においてのみならず、その取扱量の6割までを手形ではなくて、売掛債権で占めているという成果を著しくあげていることで注目されたそうです。その後は、各地で有力な地銀がファクタリング会社を持ったそうです。このような銀行系のファクターは、企業間の信用取引より生ずる売掛債権ないし手形を譲り受けて、取引先の信用調査、債権の管理回収、金融供与、取引先の信用危険の引受など、本来のファクタリングを展開しているそうです。日本の取引慣行その他の事情を考慮したら、金融方法、ファクタリングの契約範囲、方法などは日本特有ということになっていたそうです。日本のファクタリングを考えた時に、注目しなければならないのは、割賦販売部門における導入だそうです。日本では、ファクタリングは、自動車の割賦販売部門において開始されたそうです。販売業者が自動車を販売して顧客に対して割賦債権を買い取って、金融を供与しているそうです。クライアントの範囲を系列会社ないし関連会社に限定して行う、系列企業内ファクタリングというものがあったそうです。信販業界からもファクタリングへの進出がみられるそうです。信販会社の立替払業務もファクタリングと呼ばれているそうです。電化製品などの割賦販売店が消費者に対し商品を販売して、消費者に代わって信販会社が立替払いするものもあったそうです。

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