過払い金請求の判決について

元々、貸金業者がお金を貸す時に貸していた利息は、出資法と利息制限法に基づいて設定していました。しかしこの二つの方法には差があったために、「法律的にギリギリである金利」を設定していることが多く、これをグレーゾーン金利と呼んでいたそうです。名前の通りグレーゾーンであるために法律的に止めることはできませんでしたが、金利は非常に高く設定されており、借金が返せないという人も多くいたそうです。この問題を解決するために2006年にグレーゾーン金利を一切認めない、と決定しました。そのため上限金利が下がり、今までグレーゾーン金利で支払った分は多く払い過ぎていた「過払い金」となり、払っていた人には返還する義務が発生しました。これにより、2006年から過払い金の請求が一気に行われるようになりました。元々払い過ぎていた分なので何も問題はありませんが、困ったのは貸金業者の方でした。過払い金をそれぞれ返したことで、貸金業者が次々と倒産するということになったそうです。元々違法に近いことをしていた、というのが明るみに出たとも言えます。過払い金は最後の取引から10年が経って、時効を迎えます。そのため弁護士事務所などのCMで「2016年に時効を迎えるので、急ぎましょう」というような文句を多く見かけるようになりました。実際は「最後の取引から10年」なので、厳密に2016年に時効を迎えるわけではありませんが、何が起きるかは分からないのでなるべく早めに対処をするべきだと言えるでしょう。また、貸金業者が倒産や廃業をした場合にも、過払い金請求をするのはほとんど困難だと言われています。様々な法律事務所が訴訟をしたそうですが、なかなか勝訴はできていないそうです。

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